1泊350円〜インド10日目〜
どうも、石田です。
インド10日目の今日は、特にやることもなくただダラダラとガンガーを眺めるだけの日
基本日本では、落ち着かず家にあまりいない僕ですが
旅をするときはあまり予定を立てず、気が向くままにぶらぶら歩くことが多いです。
この日も、バラナシのたくさんあるお寺に出向いても良かったんですが、めんどくさくなり1人ガンガーを眺め思いに老けていました笑
さて、ここで僕が一人旅をするとき普段どんなところに泊まっているかご紹介します。
一人旅に挑戦してみたい学生(大人の方も大歓迎!)の参考になれば嬉しいです!
僕が一人旅の時に基本的に泊まるのが「ホステル」と呼ばれる宿泊施設です。
ホステルはドミトリー(相部屋)があり、一つの部屋に2段ベッドが2~4つあるのが一般的で、トイレとシャワーは共同になります。
寝る時は自分の部屋で過ごすのですが、ホステルの特徴はなんといっても交流スペースがあること
ここで旅人たちは思い思いに過ごし、他の外国人の旅人と交流する人もいれば、
置いてあるガイドブック等で明日の作戦を練ったり、
ホステルの主人にいろいろ質問をしたりします。
交流スペースのおかげで次の日一緒に同行する旅仲間をゲットできたりと、中々おすすめ
ちなみにこのホステル、朝食付きで1泊350円
やすい笑
もちろん水シャワーですが暑いインドでは逆にありがたく感じることも笑
石田はインドではこのような生活をして過ごしています(^^)
皆さんも一緒に旅しませんか?
死の街バラナシ〜インド9日目〜
どうも、石田です!
前日に5時間遅れでやっと到着した街の名はバラナシ
この街はガンジス川(ガンガー)が流れる大きな街で
ヒンドゥー教徒からは聖地とされている街です。
このガンガーで死ぬことがヒンドゥー教徒にとっては最大の喜びであり、死体がインド各地から運ばれてきたり、死に際にバラナシに来る人もいるいるみたいで
このバラナシの北にある火葬場で死体焼かれ、ガンガーへと遺灰を流すのです。
そんなガンガーでヒンドゥー教徒は体を清め、すべての罪を洗い流す沐浴を行います。
たまに日本人もする人がいるらしいですが、遺灰やたまにそのまま死体が浮かんでいたり、バラナシに住む人の生活排水も流れるガンガーに潜ることは自殺行為に等しく、その後病気にかかっても自己責任らしいです、、、
そんな、バラナシでは毎朝ガンガーに行くと沐浴と儀式を行う人々、夕方にはプージャと言われる儀礼が行われています。
インド広し。
ここ、バラナシもまた他とは変わった雰囲気でした
これぞインディアンタイム!〜インド8日目〜
どうも、石田です。
16日間のインド滞在も今日を終えれば折り返し、
そんな今日は深夜0時の列車でヒンドゥー教徒の聖地バラナシへと向かいます。
カジュラホからバラナシは約400Km離れています。
ここで、インドの寝台列車について少しご紹介します。
インドの鉄道は8つのクラスに分けられていて
・エアコンつきファーストクラス(AC1/1A)
・エアコンつき2等ベンチシートクラス(AC2/2A)
・エアコンつき3等ベンチシートクラス(AC3/3A)
・エアコンつきエグゼクティブシートクラス(AC Executive Chair Class/1A/FC)
・エアコンつきシートクラス(AC Chair class)
・エアコンなしスリーパークラス(Sleeper Class/SL)
・予約不要のセカンドクラス(Unreserved 2nd class)
石田は3Aクラスを利用することにしました。
こんな感じです!
3Aクラスで約1500円、2Aクラスでも約2000円なのでインドは本当に安い!
ですが、安かろう悪かろう
ここでインディアンタイムが発動します笑
バラナシへの到着予定時刻は10:50
しかし、なぜか駅でもない場所に2時間も停車しているのです
どうした!?なぜ動かない???
といくら聞いてもインド人です
そんなことお構いなしにみんな休憩モード
結局、予定時刻より5時間以上遅れた16時半に無事バラナシに到着
いやいや、日本じゃこれ大クレームだぞ笑
噂のインディアンタイムにやられて疲れ果てた1日でした
日本人への謝罪〜インド7日目〜
どうも、石田です!
7日目の今日は、ヒンドゥー教徒の聖地バラナシに向かうための夜行列車を待つために
1日中ホステルで休んでいました笑
ホステルで今まで書き溜めていたブログを一気に更新していると、5日目に出会ったインド人の青年からFBでメッセージが届きました。
「カジュラホはどうだい?」
「今日は何を食べたの?」
彼は本当に日本人が大好きらしく、初めての日本人との交流が楽しくて仕方ない様子笑
石田「今日はmutton biryaniを食べたんだ〜」
インド人青年「そうなんだ、でも僕はベジタリアンだからそれを食べたことないんだよね」
インド人青年「本来のインド人はベジタリアンで、イギリスやムガル、いろいろな国々がインドの本来の文化を破壊していったんだ」
おお、また歴史の話だ笑
でも、歴史が好きな僕にとっては好都合です
インド人青年「そして、僕は君に言わなければいけないことがある」
石田「何?」
インド人青年「日本はインドの独立を助けてくれた。でもインド軍はイギリス軍の支配下にあって、日本軍に対抗した。本当に申し訳なく思っているよ」
石田「そんなことないよ!インドは東京裁判の時もそうだし、いつも日本を助けてくれた。日本にとってインドは良き仲間だ」
日本ではあまり知らない事実ですが、無謀な作戦であり、多くの餓死者を出してしまったインパール作戦
その作戦に日本軍と一緒に同行したのが、チャンドラボース将軍率いるインド国民軍でした。
インド国民軍にとっては対イギリスの独立戦争という位置付けがインパール作戦でした。
詳しくは後日コルカタを訪れた時のブログに譲りますが、日本軍はインドの独立をインド国民軍とともに助けたという歴史があり、それに今も感謝しているインド人がいるということ
インドが親日国と言われる理由は、こういった歴史の背景も一つの理由かもしれません
グローバル化と言われている時代だからこそ、日本が世界に対して何をし、何を貢献してきたか
それを学び直すことで、きっと世界での日本の立ち位置がわかってくるんだと思います。
初めてのコロンビア人〜インド6日目〜
どうも、石田です!
前日、熱きインド人の青年たちと別れた21時
僕の電車が来るのは23時です。
う〜ん、まだまだ電車が来るまで時間があるなあ
喉も渇いたし、飲み物でも買いに行こうかと辺りを見渡した時に、ふと僕の左隣に髪の長いガタイのいい男が座っています
なんか見たことあるなあ
と思っていたらその日に入ったレストランで隣の席にいた男でした!
(Youtubeを見て爆笑しながら食事をしていたからよく覚えていました笑)
運命的すぎる!!!
と思い、早速話しかけます
やはり案の定同じレストランで食事をしていた男で、しかも同じ列車で行き先も同じでした!
列車の時間まで、今日会ったことをいろいろ話、別の車両だったので夜は別れて、また朝に合流をしました!
6日目の朝、このコロンビア人と一緒にインドの田舎カジュラホを巡ります。
カジュラホは世界遺産にもなっている官能的なお寺や滝やキャニオンなど自然あふれる街で、正直デリーよりも好みです笑
※行く予定はありませんでしたが、インド人がみんな行った方がいいというの急遽旅程に組み込むことに
旅の途中、コロンビアの話をいろいろと聞くと、コロンビアでは日本のアニメがたくさん流行っているみたいで
キャプテン翼や、聖闘士星矢、他にもたくさん彼は知っていました(古いものが多くて世代的分からないものが多々ありました(・_・;)
そんな彼は今夜カジュラホを出るようで、次の目的地であるバラナシへ向かうみたいで
短い時間でしたが初めてのコロンビア人は気さくで、とっても真面目な男でした!
旅もそろそろ折り返し
短い旅ですが、まだまだ楽しみます^^
左の男がコロンビア人
インドの青年たちと語る夜〜インド5日目〜
どうも、石田です!
インド5日目は2日間過ごしたジャイプルからアグラへと早朝の列車で向かいます。
インドの朝移動はもう慣れました笑
というか、夜はやることなくてすぐ寝てしまうので自然と早起きなのです笑
そんなこんなで列車で次なる目的地であるアグラへと向かいます。
アグラは首都デリーから列車で3〜4時間のところにある町です。
アグラといえば、インドの代名詞とも言える「タージマハル」があります。
しかし、アグラはタージマハルしかなく、他にすることは皆無!
お昼にタージマハルを見終えた石田は
深夜の夜行列車まですることがなくなってしましました
さてはて、どうしようかと悩んだ末
17時から6時間、23時の列車を駅の前で座り込んで待つことにしました(お金もないしね)
この6時間で仏教の聖地、インドで悟りを開いてやる!
そうこうして座って待っていると、たくさんのインド人に話しかけられます
客引き待ちのトゥクトゥクドライバー、友達を待つ人いろいろです
そんな中で2人のインド人の青年と出会います
彼らは日本が大好きらしく
「bullet train(新幹線)」「Shinzo Abe!」「Japanese are honest!」と繰り返します
先月の安倍首相がインドを訪問し、西インドに新幹線を開通させる約束をしたのがインド人にとってかなり嬉しいニュースだったようです
そんな日本の話で盛り上がった後、チャンドラボースを知っているかと問いかけてみました
すると一人が「Bose is my hero! He fighted wiht japan」と興奮気味に答えます。
やっぱり、インドではチャンドラボースは英雄的扱いでした。
そんなチャンドラボースはほとんどの日本人は知らないんだと僕が言うと、インドの青年たちはとても悲しそうでした。
どうしてそうなったか、GHQによる歴史の修正、アメリカと今の日本の関係を語りました。
「なんで日本はアメリカと仲良くするんだ!広島、長崎のことは関係ないのか?」
おお、すごい質問笑
そんな質問にも答えながら、熱いインド人の青年たちと、インドの暑い夜に語り続け、気づくともう21時
彼らは自分たちの電車に乗るために、駅へと向かってしまいました。
別れ際に、いつか絶対日本に行きたいんだ!と言ってくれたインドの青年たち
めんどくさいことたくさんのインド人ですが、なんだか人間味があっていいんだか、悪いんだか笑
そんな5日目の夜でした笑
象について考える〜インド4日目〜
インド4日目となるこの日は、2つ目の都市ジャイプルをのんびりと観光していました。
両替を探しながら、歩いているとタクシーの運ちゃんに声をかけられます
いろいろ観光地を回ってくれるみたいなので、エアコンも効いてるし乗り込みます
いくつか観光地を回り、その途中で立ち寄ったのが象に触れ合える「エレファントハウス」
地球の歩き方には載っていないのでおそらく、タクシーやリキシャーの運ちゃんがコミッション目当てでよく連れてこられる場所なんでしょう
僕は途上国の象を使ったビジネスにあまり良い印象がありません
それは、1年前タイで参加したトレッキングツアーでの出来事
タイの山奥に入り、象がいる村で1泊するという内容のツアーで、村では象に乗ったりして触れ合うことができました。
しかし、そこでの象の扱いはタイ人が象を鎌で脅し、象を自分たちの好きなように操っている光景でした。
現地の彼らも、この象を使ったビジネスで生計を立てているわけですが
人間の恣意的な理由で、象がこのように扱われていることにすごく疑問に感じたし、彼らタイ人の飼い主にそうへの愛情が全く感じられなかったのがとても悲しくなった理由でした。
今回も同じです。
象は四股を鎖で繋がれ、とっても悲しそうな表情をしていました。
「象に乗って街中を歩くか?」と言われましたが、当然のように断ります。
象に乗って、お金を払えば彼らはこのビジネスを続け、こんな象がますます増えてしまうからです。
写真を撮ったからチップを200ルピー払え!と言われましたが、100ルピーだけはらってその場を去ります。
日本でも動物園をはじめとした、動物をビジネスとしたものがたくさんありますが
どうか、愛ある空間で動物たちを過ごさせてあげてほしい。
そんなことを思ったインド4日目でした。