石田裕人の題名のない人生

感じたことを、ただつらづらと

象について考える〜インド4日目〜

 

インド4日目となるこの日は、2つ目の都市ジャイプルをのんびりと観光していました。

 

両替を探しながら、歩いているとタクシーの運ちゃんに声をかけられます

 

いろいろ観光地を回ってくれるみたいなので、エアコンも効いてるし乗り込みます

 

いくつか観光地を回り、その途中で立ち寄ったのが象に触れ合える「エレファントハウス

 

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地球の歩き方には載っていないのでおそらく、タクシーやリキシャーの運ちゃんがコミッション目当てでよく連れてこられる場所なんでしょう

 

 

僕は途上国の象を使ったビジネスにあまり良い印象がありません

 

 

それは、1年前タイで参加したトレッキングツアーでの出来事

 

 

タイの山奥に入り、象がいる村で1泊するという内容のツアーで、村では象に乗ったりして触れ合うことができました。

 

 

しかし、そこでの象の扱いはタイ人が象を鎌で脅し、象を自分たちの好きなように操っている光景でした。

 

 

現地の彼らも、この象を使ったビジネスで生計を立てているわけですが

 

 

人間の恣意的な理由で、象がこのように扱われていることにすごく疑問に感じたし、彼らタイ人の飼い主にそうへの愛情が全く感じられなかったのがとても悲しくなった理由でした。

 

 

今回も同じです。

 

 

象は四股を鎖で繋がれ、とっても悲しそうな表情をしていました。

 

 

「象に乗って街中を歩くか?」と言われましたが、当然のように断ります。

 

 

象に乗って、お金を払えば彼らはこのビジネスを続け、こんな象がますます増えてしまうからです。

 

 

写真を撮ったからチップを200ルピー払え!と言われましたが、100ルピーだけはらってその場を去ります。

 

 

日本でも動物園をはじめとした、動物をビジネスとしたものがたくさんありますが

 

 

どうか、愛ある空間で動物たちを過ごさせてあげてほしい。

 

 

そんなことを思ったインド4日目でした。